YOASOBIが紹介、一躍全国区 宇部のチョーコクン

太田原奈都乃
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 山口県宇部市の公式ゆるキャラ「チョーコクン」がいま、注目を浴びている。きっかけは、市の「ふるさと大使」に先月就任した2人組みの音楽ユニット「YOASOBI」のメンバーで、宇部市出身のAyaseさん(27)。自身のSNSなどでPRすると、ファンらの間で「可愛い」などの投稿が相次ぎ、市の通販サイトでも関連商品の注文が急増している。

 宇部市は、半世紀以上の歴史がある大規模な野外彫刻展が開かれてきた「彫刻の街」で、チョーコクンはその彫刻がモチーフだ。

 「YOASOBI」は2019年10月に結成され、昨年末のNHK紅白歌合戦に初出場を果たした人気の音楽ユニット。Ayaseさんが今月9日、ふるさと大使への就任を自身のツイッターで報告。14日、ゲスト出演したラジオ番組で「宇部のおすすめ」としてチョーコクンを紹介した。チョーコクンのぬいぐるみを手にした写真をツイッターに投稿すると、「可愛い」「出世しすぎ」とファンらの注目を集めた。

 すると、市の公式通販サイト「うべわくわく市場」ではぬいぐるみの注文が急増。地元でギフト店を営む「やなぎだ」にも県内外からの問い合わせが相次いだ。通販サイトとギフト店ではAyaseさんが紹介して以降、50個以上が売れたという。柳田英治社長(66)は「正直、注文がない日もあったほどなのに。市の財産の彫刻をPRするきっかけになれば」と期待を寄せる。

 チョーコクンは朝日新聞の取材に「たくさんの人にチョーコクンや宇部のことを知ってもらえてとてもうれしいです。これからもよろしくお願いします」とコメントしている。(太田原奈都乃)