「負けろ」念じ3カ月 レスリング高橋、五輪挑戦権復活

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金子智彦
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 「負けろ。負けてしまえ」

 ライバルのつまずきを願って3カ月。ついに、その執念が現実のものになった。レスリング男子フリースタイル57キロ級の高橋侑希(27=山梨学院大職)が、失いかけていた東京オリンピック(五輪)への挑戦権を手にした。

 「日本伝統の軽量級は代々、五輪でメダルを獲得している。責任感を持ちつつ頑張るのはもちろんだが、その中で気楽に自分のレスリングがしたい。調整をしっかりすれば、勝てる位置にはもちろんいると思う」

 21日、オンライン取材に応じた高橋は自信をのぞかせた。

 今月上旬のアジア予選。上位2人に入れば五輪出場権を獲得できる試合で、リオデジャネイロ五輪銀メダルの樋口黎(25=ミキハウス)がわずか50グラムの体重オーバーで失格になった。そこで、日本協会は世界最終予選(5月6~9日、ブルガリア・ソフィア)へ、高橋を派遣することに決めた。

 高橋は2019年世界選手権…

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