米ネトフリ、会員伸び鈍化 想定より200万人下回る 

サンフランシスコ=尾形聡彦
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 米ネットフリックスは20日、3月末時点の世界の有料会員を2億764万人と発表した。同社の当初見込みを約200万人下回った。コロナ禍に伴う巣ごもり需要で昨年に利用者が大幅増となった反動に加え、ディズニーなどライバルとの競争激化が響いた。

 昨年12月末と比べ、世界全体で398万人増。アジア太平洋地域が136万人増の一方で、最大市場の米国・カナダ地域は45万人増にとどまった。リード・ヘイスティングス共同最高経営責任者(CEO)は「多くの新たな競争が起こっている」と語る一方で、競合他社が未進出の各地での成長ぶりを強調。この5年で日本や韓国で大きな成功を収めたとして、インドなど他地域でも時間をかけて浸透を図る考えを示した。

 20日発表の1~3月期決算は売上高が前年比24%増の71億6328万ドル(約7700億円)、純利益は同2・4倍の17億671万ドルで、ともに過去最高を更新した。(サンフランシスコ=尾形聡彦