強制わいせつで起訴の米兵 一部否認後認める 那覇地裁

寺本大蔵
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 那覇市内の駐車場で帰宅途中の女性にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつなどの罪に問われた米海兵隊キャンプ・コートニー(沖縄県うるま市)所属の1等兵マービン・ジェームス・ジュニア被告(24)に対する初公判が21日、那覇地裁であった。ジェームス被告は起訴内容をいったん一部否認し、休廷後に全面的に認めた。大橋弘治裁判長は「被告の意見が揺れ動いている」として、この日の予定を打ち切った。

 罪状認否でジェームス被告は「(わいせつ行為を)強要したつもりはない」と主張。弁護人が一時休廷を求め、再開後は一転して起訴内容を認めた。被告は「すべて認めるつもりだったが、ナーバスになってしゃべりたいことがしゃべれなかった」と述べた。大橋裁判長は「このまま裁判を続けるのは適切でない」として、罪状認否のやり直しも含め5月12日に打ち合わせることを決めた。

 起訴状などによると、被告は1月31日午前5時すぎ、那覇市内の路上で帰宅途中の女性を駐車場に連れ込み、キスをしたり、体を触ったりし、現場に駆けつけた警察官の胸を突き飛ばしたなどとされる。女性がその場から逃げ出して警察に通報した。被告は女性と面識はなく、当時酒に酔っていたという。(寺本大蔵)