不正防ぐはずが…現れた認証代行 格安スマホが温床に?

有料会員記事

田内康介、山口啓太
[PR]

 キャッシュレス決済サービスの登録時などにスマートフォンに送られる本人確認用の認証コードを他人に代わって受け取り、提供する業者が現れている。「認証代行」と呼ばれ、コードの提供を受けた人物が犯罪に悪用した例もあるとして、警察庁が対策に乗り出した。

 スマホで決済サービスやアプリに登録する際には、パスワードの入力だけでなく、サービスの運営者がスマホのSMS(ショートメッセージサービス)に送ってくる数字やアルファベットの組み合わせを入力する「2段階認証」が多く採用されている。本人以外の不正な利用を防ぐのが目的だ。

 その一方で、ネット上には「SMS認証、なんでも1千円で代行してます」などと、2段階認証の手続きの「代行」をうたう業者の投稿が多数ある。認証に必要なスマホを持っていない人が使うことも考えられるが、不正や犯罪目的でのニーズが多いとみられる。

 業者らは、決済サービスなどに登録しようとする人に、自身が契約する格安SIMカードの電話番号やこの番号に届いた認証コードを提供し報酬を受け取っている。警察庁によると、こうした行為は犯罪にあたる可能性がある。

 摘発例もある…

この記事は有料会員記事です。残り557文字有料会員になると続きをお読みいただけます。