男子生徒に携帯・たばこ買い与える 女性教諭を懲戒処分

清野貴幸
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 特定の生徒とSNSで個人的な連絡を取ったり、携帯電話を買い与えたりするなどの不適切な行為をしたとして、高知県教育委員会は20日、県立特別支援学校の50代の女性教諭を戒告の懲戒処分とし、発表した。

 県教委によると、教諭は2018年度に担任していた高等部の男子生徒と約2年間、LINE(ライン)で個人的なやり取りをしたほか、たばこを複数回買い与えた。生徒の自宅近くで待ち合わせて菓子やジュースを買い与え、十数万円の携帯電話を買ってやったこともあったという。他校に異動後も同様の行為を続けていた。

 県教委が各校に出した通知では、校長の許可を得ることなく教員が生徒とSNSなどで個人的なやり取りをすることを禁じている。高額な商品を買い与えることは公務員として不適切な行為に当たると判断した。

 教諭は学校行事への参加を嫌がる生徒に頑張ればご褒美だと伝え、「かかわっているうちに母親代わりの気持ちが強くなった」と話しているという。

 また、県教委は、県迷惑防止条例違反などの容疑で逮捕されて有罪が確定し、地方公務員法に基づいて失職した公立中学校の元男性教諭に対し退職金(約12万5千円)を支給しないと発表した。(清野貴幸)