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この後悔どう生かす 無知だった私が推す「がん防災」 

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上野創
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 誰もが突然かかる可能性があるならば、災害と同じように「もしも」に備えよう――。働き盛りでがんになった経験者たちが「がん防災マニュアル」と題した無料の冊子を作った。無知だった自分たちのような苦しさや後悔を味わってほしくない、という思いを込めたという。

「私とは無縁」の誤解

 吉田ゆりさん(39)にがんが見つかったのは、2018年10月。企業の人事部などで働き、2人目の子の出産を機にキャリアカウンセラーとして独立した直後のことだった。

 卵巣に腫瘍(しゅよう)が見つかって即日入院し、4日後に手術で卵巣と子宮を摘出した。

 手術前、1歳の子の預け先が…

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