大阪府の重症病床、使用率100% 転院できない患者も
新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、大阪府内の重症病床(272床)の使用率が22日、100%に達した。転院できずに中等症病床で治療を続ける重症者も56人いるため、使用率は実質121%となった。
府内の22日の新規感染者は、過去5番目に多い1167人だった。1日あたりの新規感染者は、直近10日間では19日を除いて1千人超が続いている。
3月下旬以降の新規感染者の急増に伴い、4月に入ってからの約3週間で重症者は3・4倍、重症病床使用率は2・8倍に増えた。22日時点の軽症・中等症病床(1798床)の使用率も79・9%にのぼる。

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