盛況の屋外飲み、さらに増? 富岳が導き出すそのリスク

会員記事新型コロナウイルス

山口啓太、藤野隆晃
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 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が東京、大阪など4都府県に出される見通しとなるなか、繁華街近くの公園や路上で飲酒するグループが後を絶たない。ゴミの散乱も目立ち、自治体は頭を抱える。いわゆる「3密」ではない「屋外飲み」だが、専門家は「飛沫(ひまつ)や接触による感染リスクは残る」と話す。(山口啓太、藤野隆晃)

 22日午後8時、JR新橋駅前のSL広場(東京都港区)。スーツ姿の会社員ら約10人が、展示されている蒸気機関車を取り囲むようにして談笑していた。品川区の会社員男性(44)はコンビニで買ったフライドチキンを缶のレモンサワーで流し込んでいた。2度目の緊急事態宣言で飲食店の閉店時間が早まった3カ月前から、ここで飲み始めたという。

 「仕事の直後に自分を緊張から解放するには、お酒が一番手軽。いつも飲んでいた飲食店も今はこの時間に閉まるから、ここしかない」

 午後8時半、すぐ近くの桜田公園。缶ビールを手にした会社員ら20人ほどが、入り口付近で複数のグループに分かれて飲食を楽しんでいた。豊島区の会社員男性(27)は知人男性と、植え込みと通路を隔てる柵に腰掛け、缶ビールで乾杯した。周辺の飲食店が閉店か満席だったため、公園にやって来たという。「夜は開いてる店がないし、『オンライン飲み』も結局むなしい。暖かくなってきたし、これからは路上です」

 公園は本来、飲食についての制限はないが、夜間に飲食をする人の急増を受け、先月24日から、「飲食禁止」を掲げ、夜間に立ち入れる場所を公衆トイレや駐輪場などに制限している。この日も警備員2人が「飲食禁止です」などと、訪れた人に声をかけて回っていた。

 警備を担う会社の担当者によ…

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