LINEで情報を漏洩した疑い 警察官2人を書類送検

倉富竜太
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 大分県警は22日、大分中央署の男性巡査と県警本部の男性巡査=いずれも20代=を職務上知り得た情報を、元警察官で20代の知人男性に漏洩(ろうえい)したとして、戒告の懲戒処分とし発表した。2人は同日付で辞職した。県警は同日、2人と知人男性の3人を地方公務員法違反の疑いで大分地検に書類送検した。

 原田克宣監察課長が会見し明らかにした。中央署の巡査は昨年9月20日から同年11月18日に、運転免許証の個人情報2件、拾得物情報3件、警察の安全相談1件を知人男性に教えていた。県警本部の巡査は捜査に関する資料を2件、漏洩していたという。

 2人とも知人男性とは一緒の職場になったことがあり、無料通信アプリ「LINE」で写真を送っていた。中央署の巡査は知人男性の求めに応じて漏洩しており、県警本部の巡査は、会話の流れの中で自ら漏洩していたという。原田監察課長は「個人情報の二次使用はなく、漏洩による被害もない」とした。知人男性が情報を求めた理由については「捜査中」として明言しなかった。

 今年1月、別件事件の捜査対象者だった知人男性の携帯電話を調べた結果、漏洩が発覚したという。甲斐芳文首席監察官は「警察官が違法行為を行ったもので、深くおわび申し上げる。再発防止に向けた指導・教育を引き続き徹底していく」とのコメントを出した。(倉富竜太)