宮崎駿はなぜ「アーヤと魔女」をホメたのか?(小原篤のアニマゲ丼)

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 「おじいちゃんになったからじゃないですか」と宮崎吾朗監督。今回は29日から全国東宝系で公開される(※追記/23日に公開延期が発表されました)スタジオジブリ初のフルCG長編アニメ「アーヤと魔女」のお話です。

拡大する写真・図版宮崎吾朗さん(左)と父の宮崎駿さん

 NHKで昨年末放送された後に劇場公開というのも驚きですが、私にとっての衝撃は「宮崎駿絶賛!」です。長男の吾朗さんがアニメ制作の経験なしに監督業に進出したことについてもその作品についても辛口だったというのに今回は「映画は面白かった。本当に手放しで褒めたい」とコメントし、映画公式サイトにもアップされています。誰が作ったかによらず、宮崎駿さんがひとの作品を「手放しで褒める」なんて、そんなことあったでしょうか。吾朗監督にインタビューでそう尋ねたら、返ってきたのが冒頭の言葉。以下、続きです。

 「テレビで『アーヤ』を放送した後、お年寄りに好評だったという話をよく聞きましたからね。『子どもがひたすら元気で楽しかった』って。私の母(注・元アニメーターの宮崎朱美さん。1960~70年代の東映動画作品に『大田朱美』の名でクレジットされています)も本当に辛口の人ですけど、今回初めて褒めてくれました。『コクリコ坂』の時は『アニメーションがいま一つだったわね』なんていわれてこたえたんですけどね」

拡大する写真・図版「アーヤと魔女」から。主人公アーヤは魔女にもひるまないたくましい女の子

 お母さんの感想については既…

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