地方に住みつつ東京の本社勤務、女性の働き方に新選択肢

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津阪直樹
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 新型コロナの感染拡大後、地方でしか働けない事情を抱える社員が在宅勤務のまま本社部門に登用される動きが、生命保険会社で広がる。地域限定で働く社員は圧倒的に女性が多い。男性よりも限られていた保険業界の女性のキャリア形成の選択肢が増えそうだ。

 「どこでも本社勤務制度」。SOMPOひまわり生命保険は4月、地域限定で採用した社員を転勤なしで本社へ異動させる取り組みを始めた。各地の社員11人が経営企画部や営業企画部など11部署に移った。待遇はこれまでと変わらない。

 11人はすべて女性。家庭の都合などを理由に、地域限定で働くことを選んでいたという。本社へ異動した社員から「地方では知ることができなかった世界を知ることができた」「業務の内容や仕事の方法など多くの気づきがあった」といった声が出ているという。

 同社はコロナ禍を機に、本社へ行かず自宅などで働くリモートワークの環境を整えた。スマホを全社員へ支給したり、本社のシステムに外部から接続できるようにしたり。「営業店、本社間の交流が活性化して多様な視点が生まれ、現場目線の発想による改革を期待できる」という。

 生保会社は対面での営業や契…

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