ダイキン、狙うアフリカ大陸 京大・鳥取大と乾燥帯研究

会員記事

橋本拓樹
[PR]

 空調大手のダイキン工業は23日、鳥取大学と包括的な提携を結んだと発表した。同大は鳥取砂丘近くに国内唯一の乾燥地研究施設を抱えている。ダイキンは今後市場の拡大が期待できるアフリカへの本格進出を視野に、現地のニーズにあったエアコンの開発などにいかしたい考えだ。

 鳥取大と連携するのは5月から10年間の予定。ダイキンは大学の研究施設などを活用しつつ、アジア・アフリカに向けた空調設備の開発やビジネスの展開にいかす。乾燥地研究には同大との連携にあてる年間の研究費1億円の3分の1程度をあてる予定だという。

 ダイキンの井上礼之会長は23日の記者会見で「世界の乾燥地は人口約30億人で、将来市場として非常に重要。乾燥地の気候やエネルギーから人々の暮らしを考えるのは大変意義あるテーマだ」と語った。

 ダイキンはエジプト南アフリカに販売会社を設けている。2018年には、20年度にアフリカと中近東をあわせて売上高を900億円とする目標を掲げたが、昨年末時点の見込みでは、20年度の売上高は510億円。このうちアフリカは70億円と、同社の世界での空調事業の売上高の0・3%程度にとどまる。

 それでもアフリカに注力する…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら