豊田自動織機、95人に食中毒症状 従業員食堂で昼食

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 愛知県は23日、同県高浜市豊田自動織機高浜工場の従業員食堂で昼食を食べた従業員95人が下痢や吐き気などの食中毒症状を訴え、うち9人のほか、調理従事者4人の便からノロウイルスが検出されたと発表した。いずれも症状は軽く、全員が快方に向かっているという。

 県によると、従業員は10~60代の男女95人で、19~20日に食堂を利用。21日から22日にかけ、症状を訴えた。1日あたり従業員約1500人が食堂で昼食をとったという。

 19日のメニューは若鶏の煮込みや牛丼、きつねうどんなど、20日はから揚げやキーマカレー、マカロニサラダなどが提供されたという。ウイルスが付着した料理を食べて発症したとみられるという。

 食堂は22日から休業している。県衣浦東部保健所は23日、料理を提供した「かりや愛知中央生活協同組合」(同県刈谷市)に、当面の間、営業を禁じる命令を出した。

 県によると、高浜工場では約2600人が働く。食堂には通常約1300席が設置されているが、席数を約1060席に減らすなど新型コロナウイルス対策を講じていたという。