菅首相会見で東京新聞に初の質問指名 五輪と命を問う

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 菅義偉首相は23日の記者会見で、東京新聞の記者から「前回の緊急事態宣言で感染が微増傾向だったにもかかわらず解除したのは、聖火リレー開始時に宣言が解除されていることを優先したためとの指摘がある。国民の命を守ることより五輪が優先されていないか」と問われ、「五輪の聖火リレーがあるから解除したとか、しないとか、そういうことは全く関係していない」と否定した。

 さらに、「開催はIOC(国際オリンピック委員会)が権限を持っており、IOCが開催することをすでに決めている」と指摘。「安全、安心な大会にするため、様々な対応をとっている。外国人の観客を入れないのもその一例だ」と述べた。その上で、「感染拡大を防止する、国民の命を守るのは当然私どもの役割。そこはしっかりやりながら、五輪も対応していきたい」と述べ、開催の意思に変わりがないことを強調した。

 東京新聞(電子版)は5日付で「菅首相の記者会見、本紙は指名ゼロ 質問『選別』、最多6回の社も」と題した記事を掲載。昨秋の菅政権発足から今年3月まで計9回の首相会見で計6回指名された社がある一方、同紙は毎回の会見で挙手しても指名されていないと訴えていた。

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