【詳報】「河井夫婦にたたられた」広島で負けた自民幹部

【アーカイブ動画】参院広島選挙区の再選挙の開票報道番組
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 参院の広島再選挙長野補選衆院北海道2区補選名古屋市長選が25日夜、開票されました。新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言も同日から、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県で適用。コロナ対応や「政治とカネ」の問題などをめぐり、有権者はどう判断したのか。タイムラインで詳報します。

14:00 東京・新宿

緊急事態宣言初日 静まりかえるバスターミナル

 午後2時、東京・新宿のバスターミナル「バスタ新宿」。普段、日曜日には席が埋まり、コンビニには列ができるという待合室は静まりかえっていた。

 千葉県の実家に帰省し、午後2時半の高速バスで長野県の自宅に帰る予定だという20代の会社員女性は、「人の数は、普段の1割弱だと思います」と言う。

 実家への帰省に合わせ、この日は、大学時代の同級生と半年ぶりに会おうと約束。正午に新宿駅で待ち合わせたが、目当てだった駅ビルのレストランはどこも閉まっていた。仕方なく喫茶店でパンとコーヒーをテイクアウトして、バスターミナル近くで慌ただしくランチを済ませた。

 「びっくりしました。ゴールデンウィークに千葉の実家に帰省するのは、やめようと思います」

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東京・新宿のバスターミナル「バスタ新宿」の外観。利用者は「待合室には普段の1割弱しか人がいない」と話した=2021年4月25日午後1時47分、新宿区、横山輝撮影

17:00

大阪の感染者、6日連続で1千人超

 新型コロナウイルスの感染が急拡大し、緊急事態宣言がこの日から適用された大阪府。府は、府内で新たに1050人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。1日あたりの感染者が1千人を超えたのは6日連続。

 21人の死亡も確認された。1月27日の23人に次いで過去2番目に多い。府内の感染者は延べ7万5625人、死者は計1361人になった。

17:15

広島の中間投票率、19年参院選を下回る

 広島県選挙管理委員会が参院広島選挙区再選挙の午後5時時点の中間投票率を発表。17・73%で、2019年参院選の23・22%を5ポイント超下回った。

20:00

衆院北海道2区の中間投票率、17年を下回る

 札幌市選管が発表した19時30分現在の投票率は26.67%。2017年衆院選の同時刻の数値は43.75%で、約17ポイント低くなっている。

20:00

衆院北海道2区、松木氏が当選確実 立憲支持層の8割が投票

 17年衆院選で得票率29%にとどまり、自民の吉川貴盛氏に敗れた立憲の松木謙公氏が、今回の補選では50%近い得票率を獲得しそうで、出口調査で当選を確実にした。

 野党が候補者を一本化し、立憲支持層の88%が松木氏に投票、共産支持層は76%で、国民支持層は5割超が入れていた。無党派層は41%だった。

 候補擁立を見送った自民だが、自民支持層の投票先は分散した。鶴羽佳子氏が28%と最多で、長友隆典氏と山崎泉氏が2割ほどで続いた。投票する際に重視したのは「新型コロナ対策」が最多だった。

20:00 広島市中区

野党系・宮口氏陣営 「おー!」

 野党系の諸派新顔、宮口治子氏の支援者らは広島市中区の会場で開票を見守っている。

 午後8時過ぎ、会場のテレビが、宮口氏が投票所の出口調査でリードしているとの結果を伝えると、集まった約30人の支援者からは「おー!」という歓声と拍手が巻き起こった。

 宮口氏は会場近くのホテルにおり、結果が判明次第、会場に駆けつける予定だという。

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野党系の諸派新顔、宮口治子氏の支援者らは広島市中区の会場で開票を見守っている=2021年4月25日午後8時13分、比嘉展玖撮影

20:00 広島市中区

西田氏陣営 自公の議員が続々

 広島市内のホテルに設けられた自民新顔、西田英範氏の陣営の会場には、責任者を務める自民の宮沢洋一参院議員や、公明党斉藤鉄夫副代表、両党の地方議員らが続々と入った。

 テレビモニターで、参院長野選挙区と衆院北海道2区での野党系候補の当選確実が流れると、会場は静まり返り、支援者らは緊張した面持ちで画面を見つめていた。

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ホテルに設けられた会場で、ニュース速報を見守る自民新顔、西田英範氏の陣営=2021年4月25日午後8時5分、広島市中区、戸田和敬撮影

20:05 札幌市東区

無所属新顔の鶴羽氏「政治経験のない私に…」

 衆院北海道2区補選で立憲前職の松木謙公氏(62)の当選が確実になり、落選確実となった無所属新顔の鶴羽佳子氏(53)は札幌市東区のホテルで支持者にあいさつ。「本当に残念」と述べたうえで、「政治経験のない私に票を投じてくれたのは、期待していただいていると思って感謝している。半年以内に次の選挙があるのでしっかり準備していきたい」と話した。

 衆院道2区補選で自民は候補擁立を見送り「不戦敗」となったが、自民道連前会長の橋本聖子参院議員に近い野田聖子・党幹事長代行が鶴羽氏に応援メッセージを寄せるなど、一部議員が支援していた。

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衆院北海道2区補選で落選確実となり、肩を落とす鶴羽佳子氏=2021年4月25日午後8時3分、札幌市東区、中野龍三撮影

東郷隆記者

河井夫妻事件で揺れた足元 担当記者はこう見た

 買収事件の疑惑発覚時から広島で取材を続ける中で、数々の「異変」を目の当たりにした。

 「選挙だと忘れるくらい何も…

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