なぜ私に年賀状が?国税調査官、158人の情報のぞき見

徳永猛城
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 知人らの個人情報を私的に閲覧したなどとして、大阪国税局は23日、京都府内の税務署で勤める30代の男性国税調査官を国家公務員法違反(信用失墜行為など)で停職1カ月の懲戒処分とし、発表した。調査官は同日付で依願退職した。

 国税局によると、調査官は2020年1月~21年1月、国税庁のシステムを使い、知人や同級生計158人の住所や生年月日などを計246回にわたって閲覧したという。調査官はこのうち1人の女性に年賀状を送っており、不審に思った女性が同局に問い合わせをして発覚した。内部調査に対し「知り得た情報を会話のきっかけにして、自分を誇示したかった」などと話しているという。

 また、この調査官は約10年間にわたり、廃棄すべき書類など124件を内規に反して無許可で自宅に持ち帰り、保管していたという。(徳永猛城)