ナバリヌイ氏がハンストを終了 医師の診察は認められる

モスクワ=石橋亮介
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 刑務所に収監されているロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナバリヌイ氏が23日、3月末から続けてきたハンガーストライキを終えると発表した。外部の医師による診察などの要求が一部認められたためで、今後はリハビリをしつつ闘争を続けるとしている。

 弁護士を通じ、自身のインスタグラムで明らかにした。ナバリヌイ氏は「全国や世界の善良な人々の支援」で、民間の医師団の診察が2回認められたと説明。診察結果を分析した支持者の医師らが「十分な成果を得た」とし、これ以上のハンストは死の危険があると判断したことなどが理由だという。

 手足のしびれなどは残っているとし、今後も指名した医師の診察を認めるよう求め続けるとしている。

 ナバリヌイ氏の陣営は21日、ナバリヌイ氏に命の危険が迫っているとして解放を求める全国デモを呼びかけた。人権団体によると、100都市以上でデモがあり、計約2千人が拘束された。(モスクワ=石橋亮介)