パトカーから逃げようと逆走、6人重軽傷 自衛官を処分

林国広
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 乗用車を逆走させて6人に重軽傷を負わせる事故を起こしたとして、陸上自衛隊目達原(めたばる)駐屯地佐賀県吉野ケ里町など)は23日、同駐屯地所属の3等陸曹矢野裕太郎被告(26)=自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)の罪で起訴=を、懲戒免職処分にし、発表した。処分は同日付。

 同駐屯地広報室などによると、矢野被告は昨年11月6日午後11時ごろ、福岡県古賀市内の国道3号で乗用車を約100メートルにわたり逆走させて軽乗用車2台と衝突したうえ、うち1台と乗用車1台を衝突させ、計6人に骨折などの重軽傷を負わせた。福岡県警のパトカーが赤色灯を回したのに気づき、逃走する際に逆走したという。

 矢野被告が所属していた第1戦闘ヘリコプター隊の隊長、土谷克弘1等陸佐は「事故で被害に遭われた方、ご家族、関係者の皆様に心よりおわび申し上げます。二度とこのような行為を起こさせないように隊員への指導を徹底する」とのコメントを公表した。(林国広)