コロナワクチンの妊婦への接種「推奨」 米CDCが判断

新型コロナウイルス

[PR]

 米疾病対策センター(CDC)は23日、新型コロナウイルスワクチンの妊婦への接種を推奨すると明らかにした。CDCはこれまで、妊婦への接種について安全性のデータが十分に得られていないとしていた。

 対象は、米ファイザーなどの「m(メッセンジャー)RNAワクチン」と呼ばれるタイプ。

 妊婦のワクチン接種をめぐっては、CDCの研究者らが21日、大規模な調査の結果を米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)に掲載した。

 結果では、ワクチンを打った3万5千人以上の妊婦での副反応や、3900人以上の妊娠の経過を調査したところ、ワクチン接種によって妊婦や赤ちゃんの安全性に懸念が増すことはなかった、とされた。

 これを受け、CDCは妊婦へのワクチン接種を推奨すると判断したという。CDCのロシェル・ワレンスキー所長は「接種は本当に個人の判断だ。妊婦本人と赤ちゃんにとって何がベストか、主治医と相談してほしい」と話した。

 また、CDCの諮問委員会は23日、深刻な血栓の副反応がまれに起きることを確認したことで接種を中断していた米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンについて、「副反応のリスクよりも接種による利益が上回る」と使用再開を勧告した。

 NEJMの論文はhttps://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2104983別ウインドウで開きますで読める。

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]