日光浴が減り脚光 ビタミンDサプリメント市場が急拡大

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田中奏子
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 「ビタミンD」を含むサプリメントの市場が急拡大している。日光を浴びると体内で生成される栄養素だが、コロナ禍で外出が減り、不足しがちなことなどが背景だ。メーカー側も商機とみて増産などを急ぐ。

 市場調査会社のインテージによると、ビタミンDを配合したサプリメントの2020年の小売店販売額は4億8千万円。前年の約1.9倍と急激に増えた。訪日外国人客インバウンド)による需要の縮小で、サプリメント全体の販売額は微減となるなか、躍進ぶりが際立つ。

 ビタミンDには、腸からのカルシウムの吸収を助けるといった働きがあり、骨の強さを保つのに欠かせない。日本ビタミン学会によると、最近の研究では筋肉の働きや免疫機能の調節などにも関わっていることが報告されているという。ほかの栄養素と違うのは、体内で生成できる点だ。日光に含まれる紫外線が当たると、皮膚にある物質がビタミンDに変わる。魚や卵などを食べることでも取れるが、外出制限などで日光を浴びにくくなっており、不足する人が増加しているとみられている。

 そこで注目されたのがサプリ…

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