県内最大の道の駅「荒島の郷」 福井県大野市で開駅

山田健悟
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 福井県大野市が整備を進めてきた北陸最大級の道の駅「越前おおの荒島の郷(さと)」(同市蕨生)がオープンした。2022年度に開通予定の中部縦貫道大野東ICのそばにあり、地域振興や県外からの誘客にも期待がかかる。

 荒島の郷は駐車場も含めた敷地面積が4万9137平方メートルで、北陸最大級の道の駅となった。小型車169台、大型車33台などの他、キャンピングカー用の駐車スペースも用意。周辺には日本百名山の荒島岳や九頭竜湖などがあり、アウトドアを楽しむ人の拠点としての機能も想定する。

 建物内には県内初出店となるアウトドアメーカー「モンベル」のショップ(午前10時~午後7時)や、地元の農産物や加工品約4千点を扱う販売スペース「荒島マルシェ」(午前9時~午後6時)などがある。

 22日にあった開駅式典に参加した杉本達治知事は、「素晴らしい景観を生かした場所。中部縦貫道のサービスエリアとしても機能し、多くの車に来ていただきたい」と期待を語った。

 オープン初日、施設内は多くの人でにぎわい、名産の九頭竜まいたけ、上庄さといも、荒島ポークなどが次々売れた。大野市新塚原の介護職員の阿部千恵美さん(63)は、オープン日に来るために休みをもらったという。「大野は良い場所なのに知名度がない。荒島の郷をきっかけに、多くの人に来てほしい」と話した。(山田健悟)