きょう国政3選挙 有権者がくれるサインを見逃すな

有料会員記事衆参3選挙

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日曜に想う 曽我豪編集委員

 世論調査で支持率が急落しても「一喜一憂しない」とうそぶくのが政治家だ。

 有権者の審判ならそうはいくまい。選挙で負けて急に主義主張を一変させるのも困りものだが、俗に「負けに不思議の負けなし」というではないか。とりわけ本決戦を控えた前哨戦は、来し方行く末を見つめ直す良い機会となるはずだ。

 菅義偉政権も今日、その審判と向き合う。衆院北海道2区と参院長野選挙区の補選、参院広島選挙区の再選挙だ。投票日に予見を与えかねない安直な政局予想は慎むが、コロナ禍対応などで政権評価が定まる意味は重い。今秋までに衆院選自民党総裁選が控える。解散と再選双方の政権戦略に影響しないはずがない。

 ただ、時々の選挙で吹く風は時に気まぐれに見え、有権者の底意に後から気付くことがある。自分の取材体験で言えば1989(平成元)年以降5年間にわたる政治改革政局期がそうだった。主な補選と衆参の選挙での自民党の浮き沈みを表にすると、その激しさがわかる。

 89年2月 参院福岡補選大…

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