衆院北海道2区、野党共闘で安定の戦い 自民「不戦敗」

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中野龍三、榧場勇太
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 吉川貴盛・元農林水産相=収賄罪在宅起訴=の議員辞職に伴う衆院北海道2区(札幌市北区の大部分と東区)の補欠選挙は、立憲前職の松木謙公氏(62)=国民民主、社民、共産道委員会推薦=が、日本維新の会やN党、無所属の新顔ら5人を破り、返り咲きで5度目の当選を果たした。

 当選を決めた松木氏は札幌市内の党事務所で、「国民の皆さん、北海道の皆さんのために、生活が1ミリでも向上するように頑張りたい」とあいさつ。報道陣に「コロナを抑えこむことが第一。倒産などを防ぐ経済対策をして抑え込みに成功したら、『Go To』キャンペーンなど何でも積極的にやり、その後消費税減税を考えた方がいい」と語った。

 吉川氏が所属した自民は候補擁立を見送り、「不戦敗」となった。一方、野党側は松木氏を統一候補として共闘態勢を確立。共産は告示前に候補を取り下げた。松木氏は連合など野党を支持する組織の支援を得て、安定した戦いを展開した。

 吉川氏を支援していた保守層の支持を得ようと、維新が前道議を擁立したほか、保守系の無所属候補2人も立候補した。自民の幹部や地方議員が個別に支援したが、松木氏の優位は揺るがなかった。

政策を巡る調整は一時難航

 野党側は補選勝利の勢いに乗…

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