長良川鵜飼、5月11日の開幕中止 県独自の非常事態中

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う岐阜県独自の非常事態宣言(26日~5月11日)を受け、岐阜市は25日、5月11日に予定していた長良川鵜飼(うかい)開きを中止することを決めた。開始時期は国や県などの動向をみて判断する。最短で5月12日の開幕を目指すという。

 長良川鵜飼は1300年以上の歴史を誇り、アユ漁の解禁に合わせて毎年5月11日から10月15日まで実施される。初日の鵜飼漁と観覧船の運航が中止されるのは2年連続。市によると、初日は約80人が観覧船を予約していたが、すべてキャンセルする。

 昨季は新型コロナの影響で、漁は11日遅れの5月22日に開幕。観覧船の運航は6月15日からとなった。7月の集中豪雨などで中止も相次ぎ、観覧船の乗客は前年に比べて8割以上少ない約1万5千人にとどまった。今年は観覧船内にアクリル板を設置し、昨年は禁止だった飲食を一部の船で再開することにしている。問い合わせは、岐阜市鵜飼観覧船事務所(058・262・0104)へ。