日本から民主派支援 在日ミャンマー人ら団体設立

ミャンマーはいま

笠原真
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 クーデターで国軍が権力を握ったミャンマー情勢をめぐり、拘束されたアウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)の議員らでつくる「連邦議会代表委員会」(CRPH)を日本から支えようと、在日ミャンマー人らが25日、支援団体「サポートCRPHジャパン」を設立した。ミャンマーで国軍への抗議を続ける人たちを経済的に支援し、日本社会に協力を訴えていく。

 2月1日のクーデター以降、在日ミャンマー人らは日本の各地でデモなどの抗議活動を展開してきた。ミャンマーでCRPHに所属する国会議員らが今月、「統一政府」(NUG)を樹立したことなどを受け、支援団体の設立を決めたという。NUGの活動やミャンマー国内で続く不服従運動を支えるための資金を集めるほか、NUGを正式な政府として承認するよう日本政府に働きかける。

 設立の中心となったのは、1988年の民主化運動に参加したメンバーら7人。そのうちの一人、タンスエ会長は総会で「日本の人々にも支持してもらえるよう運動を広げていくことが、ミャンマーの平和につながる」と訴えた。

 NUGが幹部に少数民族出身者を任命したことと歩調を合わせ、支援団体でも少数民族のカチンやカレンの出身者らが活動するという。少数民族パラウン出身のマイチョーウーさんは、少数民族は国軍から長く弾圧されてきたとして、「(多数派の)ビルマ民族も少数民族も一緒になって国軍を倒し、民族間の平等が実現するよう日本から活動していきたい」と話した。(笠原真)