コロナ禍の花農家を後押し 諫早市役所で職員に花束販売

森川愛彦
[PR]

 長崎県諫早市は23日、新型コロナウイルスの影響で需要の落ち込みに苦しむ花農家の支援と、諫早産カーネーションのPRを兼ね、市役所で職員向けに花束のあっせん販売をした。

 用意されたのは、花弁に赤い縁取りがある「ひめかれん」や、丸く大きな花が特徴の「だいすき」など、県オリジナル品種が中心。赤、ピンク、黄色、オレンジ、青と、色とりどりに10本ずつまとめた500円の花束が、505束販売された。

 市やJAながさき県央によると、コロナ禍で式典やパーティーの中止が相次ぎ、昨年から花の売り上げは大きく落ち込んでいる。

 カーネーション輸入品の減少もあり、需要が比較的安定。売り上げの落ち込みは小さいという。それでも4月は、卒業式がある3月と母の日がある5月に挟まれ、需要が激減する時期だ。JAの担当者は「値段も急落する時期にこうしてまとまった需要があるのは、花農家の収入安定のために大変ありがたい」と話していた。(森川愛彦)