自民王国の広島でも敗北 菅首相の政権運営、綱渡りに

有料会員記事衆参3選挙

岡村夏樹 横山翼、吉川真布、鬼原民幸
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 菅政権になって初の国政選挙となった衆参トリプル選は政権与党が全敗する結果となった。衆院議員の任期満了まで残り半年。選挙戦で問われた「政治とカネ」の問題に加え、現下のコロナ対応への不満が高まるなか、菅義偉首相はより厳しい政権運営を迫られる。

 25日午後10時過ぎ、与野党対決となった参院長野補選に続き、参院広島再選挙でも自民党候補の敗北のニュースが流れた。

 これで独自候補を擁立せず「不戦敗」となった衆院北海道2区補選と合わせて全敗が決定。山口泰明選挙対策委員長は同日夜に記者団に「結果は残念だが、有権者の審判を厳粛に受け止める」とうなだれた。

 長野は、立憲民主党幹部の死去に伴う「弔い選挙」で、与党が長年苦戦を強いられてきた地域でもあることから、当初から敗戦は織り込み済み。「最低1勝」(自民党関係者)と望みを託したのが広島だった。

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