逆風でも選ばれた河村たかし氏 知事や議会と対立続く

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 25日の名古屋市長選で当選を決めた現職の河村たかし氏(72)は、愛知県知事リコール署名が2月に偽造事件に発展し、活動を支援したことへの批判を受けて逆風下の選挙戦だった。それでも圧倒的な知名度に支えられた形で、「総仕上げ」と位置づける4期目に臨む。新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、大村秀章知事との関係修復の道筋は見いだせず、市議会多数派との対立関係は続くなかでの船出となる。

 「わしも72歳、これが最後のチャレンジ。応援してちょう」。親しみやすく根強い人気がある河村氏は「最後の市長選」を強調することで、無党派層の掘り起こしにかけた。告示直前には4期目の「任期は全うする」とも明言。ちらつかせてきた国政復帰の選択肢を捨ててみせてまで、市長選に全力を投入した。

 そうせざるを得なかったのは、リコール署名の偽造事件で、活動を支援したことに厳しい目が向けられている自覚があったからだ。街頭演説でも聴衆から「リコールはどうなる」と声があがる場面もあった。

 20日から新型コロナウイル…

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