女性管理職の割合「10%未満」は4割 甲府商工会調査

三ツ木勝巳
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 甲府商工会議所(進藤中会頭)が、会員の事業所に女性活躍に向けた取り組みを聞くアンケート「女性の活躍推進に関する調査」を実施した。女性管理職の割合は「10%未満」が43・5%で最多だった。今後については「増加する」が46・8%を占めた。

 調査は3月中旬、従業員が50人以上いる210の事業所にファクスを送り、62事業所(29・5%)から回答を得た。

 管理職の登用では、「していない」が33・9%で、2017年度調査の44・8%から減少した。小売業に限れば回答した7社のうち「していない」は1社のみだった。一方で、製造業や建設業では登用が進まず、特に建設業では回答した5事業所のうち4事業所で登用がなかった。

 今後については、全体の46・8%が「増加する」と回答。2017年度調査の37・9%を8・9ポイント上回り、女性登用の機運が高まっていることがうかがえる。

 女性従業員の割合では、「10~20%未満」が32・3%と最多。次いで「50~70%未満」が19・4%だった。小売業に絞ると7事業所のうち4事業所を占めた。

 女性の活躍に向けた取り組みについては、「行っている」が77・4%で、17年度調査の63・8%を13・6ポイント上回った。具体策として最も多かったのは「育児・介護等の為の休暇制度の整備」で80・7%。次いで「短縮勤務など柔軟な働き方」の64・9%だった。

 調査を担当した同商工会議所の土橋恒介さんは、女性管理職が増えることは、女性の社会進出に対する理解の深まりの指標になる、とみる。「女性の発言力にも影響があるのではないか。女性管理職の増加は、今後さらに社会的進出が進んでいく表れだと思う」と話している。(三ツ木勝巳)