後ろには利尻富士 悠々と新芽むさぼる最北のエゾシカ

奈良山雅俊
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 北海道稚内市の日本海沿岸の草地には、毎日のようにエゾシカが群れで繰り出し、新芽をむさぼっている。民家の周りもお構いなしだ。

 稚内市のノシャップ岬から南へ約9キロのオロロンラインは「エゾシカの楽園」だ。沿線のあちこちに数十頭の群れが現れ、特に夕方から数を増す。

 夕日に染まる利尻富士とエゾシカの群れはこの地域ならではの雄大な自然を演出するが、シカは道路も頻繁に横断するためドライバーには大迷惑だ。民家のチューリップなど花壇の草花も食害に遭い、住民は対策に苦慮している。(奈良山雅俊)