「議会HPに覆面写真を」 レスラー市議が仮処分申請

中沢絢乃
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 覆面レスラーとして地元プロレス団体で活動するスカルリーパー・エイジ大分市議(52)が26日、市議会に対し、議会のホームページなどに覆面をつけた顔写真の掲載を求める仮処分を大分地裁に申し立てた。エイジ議員は「覆面はアイデンティティーであり命だ」として議場での覆面着用も求めており、仮処分が認められなければ提訴も検討する。

 エイジ議員は2013年2月に初当選し、現在3期目。初当選時から覆面姿での本会議や委員会の出席を申し入れてきた。だが「議場では帽子やつえなどを着用、携帯してはならない」という会議規則を理由に認められず、覆面をとって出席してきた。

 今回求めたのは、覆面をした写真を、市議会ホームページと市議会だよりに掲載すること。議会のホームページでは1人だけ写真部分が空白になっており、エイジ議員は「顔を売る、名前を売る、活動を知ってもらうという議員として必要な3点において、他の議員と大きく差別されている」と主張している。

 藤田敬治議長(67)は仮処分の申し立てについて「驚いている。対応についてはこれから議論を進めていく」と話している。

 全国では、大阪府和泉市議のスペル・デルフィンさん、長野市議のグレート無茶(むちゃ)さんが、覆面姿で本会議などに出席している。(中沢絢乃)