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アストラゼネカ製ワクチン6千万回分 米が他国に提供へ

新型コロナウイルス

ワシントン=合田禄
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 米ホワイトハウスは26日、新型コロナウイルスの英製薬大手アストラゼネカ製ワクチンについて、計6千万回分を他国に提供すると明らかにした。まず数週間以内に1千万回分を引き渡す予定という。

 米食品医薬品局(FDA)はアストラゼネカ製ワクチンについて、まだ米国内での緊急使用を許可していない。ホワイトハウス高官は「他の国では接種されているが、米国内では数カ月以内にこのワクチンを使う必要がない」と話し、FDAが必要な審査を済ませた後、数週間以内に1千万回分、さらに2カ月間で5千万回分を世界に供給できるとの見通しを示した。どこに提供するかについては検討中という。

 また、バイデン大統領は26日、インドのモディ首相と電話会談し、感染者が急増しているインドにワクチンの原材料や治療に使う酸素をつくる装置などを支援する考えを表明した。ホワイトハウスのサキ報道官は「米国とインドは新型コロナとの戦いで今後も緊密に協力していく」と話した。

 FDAは現在、米製薬大手ファイザー製と米バイオ企業モデルナ製、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の計3種類のワクチンについて緊急使用を許可している。

 米国はアストラゼネカからもワクチンを購入する契約を結んでいるが、すでに緊急使用許可が出ているワクチンだけで18歳以上の約4割が接種を完了し、現在も1日約300万回のペースで接種が進んでいる。(ワシントン=合田禄)

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