マスターズ制覇の松山英樹選手に総理大臣顕彰 政府決定

菊地直己
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 政府は27日、男子ゴルフのマスターズ・トーナメントで日本選手として初優勝した松山英樹選手に、総理大臣顕彰を授与することを決めた。加藤勝信官房長官は授与の理由について、「日頃のたゆみない精進によって、我が国のスポーツの振興に大きく貢献された」と述べた。顕彰式は30日に首相官邸で行う。

 加藤氏は27日の閣議後会見で、東北福祉大学(仙台市)出身の松山氏が東日本大震災の被災地支援に取り組んできたことを紹介。「震災から10年の節目にあたる今年、被災地に改めて大きな勇気を与えられた。スポーツを通じて被災地を励ますとともに、全ての国民に努力の大切さを伝え、大きな希望を与えた」と述べた。

 内閣総理大臣顕彰は50件目、個人への授与は34人目となる。菅政権下では昨年12月、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機はやぶさ2」のプロジェクトチームに贈られた。

 首相による表彰には、各大臣の推薦に基づく総理大臣顕彰のほかに、首相主導の色合いが濃い国民栄誉賞がある。(菊地直己)