躍進のペア三浦、木原組「全てかみ合う」 団体戦にも力

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岩佐友
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 フィギュアスケートは世界国別対抗戦で今季の国際大会を終えた。コロナ禍で試合数が限られた中、躍進が光ったのがペアの三浦璃来木原龍一組(木下ク)だ。3月の世界選手権で10位。4月の世界国別対抗戦ではショートプログラム(SP)、ペアともに6チーム中3位と健闘した。北京五輪の団体戦では日本のメダル獲得のカギを握る存在となりそうだ。

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 「自分たちがやってきたことは正しかった。自信につながった」。18日まで開かれた世界国別対抗戦の最後の会見で、木原は明るい表情で今季を振り返った。

 拠点をカナダに置く2人にとって難しい調整を迫られた1年だった。新型コロナウイルスの影響で、初めて出場できた大会が世界選手権。木原は「自分たちの立ち位置がわからなかったので、目標もわからなかった」。不安を抱えながら臨んだものの総合10位に入り、北京五輪の国・地域別出場枠を獲得した。木原が他の選手と組んで出場した過去2度の五輪では前年の世界選手権の時点で出場枠を確保することはできなかっただけに、日本のペアでは快挙だった。

 さらに世界国別対抗戦でも手応えをつかんだ。フリーでは3回転ルッツのスロージャンプを成功。男性が女性を頭上に持ち上げるリフトはレベル4を三つ獲得して自己ベストを10点以上更新する130・83点。三浦は「3位が目標だった」とうれし涙を流し、木原は「一つ一つの要素でレベルが取れた」とうなずいた。

 28歳の木原にとって、19…

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