3密回避へプレジャーボート人気 「コロナ下で始めた」

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 プレジャーボートを操縦できる免許を取る人が増えている。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、「3密」を回避できるとしてアウトドアへの関心が高まったことが背景にはありそうだ。

 「風を受け、自然と一体になれるのが魅力。『3密』にならず、開放感があります」。神奈川県葉山町の会社経営、佐藤恭之さん(48)はそう話す。コロナ禍による運動不足を解消するため、大学時代に経験のあったヨットを3月に再開した。通っている同町のヨットクラブには「コロナ下で始めた」という30~40代の都内の女性らも数人いるという。

 マリンレジャーの普及活動などに取り組む日本マリン事業協会(東京都中央区)によると、年間のボート免許取得者数は2012年以降5万人台で推移していたが、昨年は約6万9千人(前年比19%増)と大幅に増えた。15年ぶりの高水準だったといい、昨年はレンタルボート新規会員数も約4800人(同17%増)と過去最高を記録した。

 実際にボートで海に出る出航数をみても、最初の緊急事態宣言が出た昨年4月は前年同期比34%減と落ち込んだが、その後持ち直し、同年7~12月累計では同17%増に。この時期の累計ボート販売数は、新艇が同5%増、中古艇が同13%増だった。

 人気を集める一因が、コロナ禍でも「密」を避けられることだ。同協会の藤井正雄・振興室長は「人と距離をとれるレジャーとして、ボートが注目されている。在宅機会が増え、資格の勉強時間もとりやすくなっているようだ」とみる。

 小型船舶操縦の国家試験を実…

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