立憲・枝野代表が国民、共産と相次いで党首会談

吉川真布、横山翼
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 立憲民主党枝野幸男代表は27日、国会内で共産党志位和夫委員長、国民民主党玉木雄一郎代表とそれぞれ会談した。25日に投開票された国政3選挙で、立憲公認を含む野党系候補が全勝したことへの協力に感謝を伝えるとともに、次期衆院選に向けて連携を確認した。

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共産党の志位和夫委員長(左から2人目)との会談に臨む立憲民主党の枝野幸男代表(右から2人目)=2021年4月27日午後、国会内、上田幸一撮影

 立憲と共産は衆院選で約70の小選挙区で候補者が競合している。枝野氏は志位氏との会談後、記者団に「一本化に向けた協力のあり方について話し合いを始めたい」と伝えたことを明らかにした。3選挙に全勝したことで「一本化すれば自民に勝てる」(立憲幹部)と手応えを感じているという。

 一方、3選挙で候補者擁立を見送り、支援に回った共産の志位氏は「政党間の共闘は対等平等、相互尊重が大事だ」と述べ、選挙協力とともに共通政策の策定などを求めていく考えを示した。

 これに先立ち、枝野氏は玉木氏と会談し、候補者の一本化に加え、立憲と国民、支援団体の連合の3者で雇用など共通の政策の策定に向けた協議をスタートさせることで一致した。ただ、玉木氏は会談後、「連立政権に共産党が入るのかどうか、枝野氏にはいずれかの段階で明確に示して頂くことが必要だ」と伝えたことを明らかにした。(吉川真布、横山翼)

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国民民主党の玉木雄一郎代表(左)との会談に臨む立憲民主党の枝野幸男代表=2021年4月27日午後、国会内、上田幸一撮影