変異株クラスター、病院や保育園でも 東京都内で増加

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池上桃子
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 感染力が強い新型コロナウイルス変異株のクラスター(感染者集団)が、東京都内で相次いで確認されている。重症化しやすい高齢者がいる施設だけでなく、工場での職場内感染や、園児を含む保育園での感染もある。この変異株は従来株に比べ、若い世代でも重症化率が高いとされ、専門家は「あらゆる世代が感染リスクの当事者である」と注意を呼びかけている。

 都内での変異株のクラスターは、今月13日に病院で初めて確認され、入院患者や医療従事者計31人に感染が広がった。

 その後、介護老人保健施設で3件(8人、5人、16人)、老人ホームで1件(26人)と、高齢者施設でのクラスターが続出。保育園で園児を含む6人、工場で従業員13人の感染も確認された。都内で確認された5人以上のクラスターは27日夕方時点で計7件に上る。このほか、都は27日夜、同じ小学校で児童8人の感染が確認されたと発表した。

 この変異株は英国由来とみられ、感染力や重症化率が高くなる「N501Y」という変異をもつ。1人が何人に感染させるかを表す実効再生産数が従来株の1・43~1・90倍とされる。

 感染力の強さとともに懸念さ…

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