聖火リレーに忍ばせた写真 東京五輪を戦った友はいない

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堀川貴弘
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 1964年東京五輪で50キロ競歩に出場した三輪寿美雄さん(88)が25日、宮崎県延岡市聖火ランナーを務めた。三輪さんはアンダーシャツにポケットを自分で縫い付け、2枚の写真をしのばせて参加した。

 1枚は昨夏、26歳で亡くなった孫の林田貴寿(たかひさ)さんの写真。もう1枚は、東京五輪の20キロ競歩に出場し、今年2月に88歳で亡くなった石黒昇さんのものだった。

 晴天の下でリレーを終えた三輪さんは「孫と石黒さんとともに“3人”で走ることができて、ほっとしています」と話した。股関節を痛めていることもあり、走るというよりも「自然と競歩の動きになった」という。「緊張で口の中がからからになった。現役時代にもなかったことです」と振り返った。

 旭化成に所属していた三輪さんはマラソンから競歩に転向した選手だった。三輪さんにとって、石黒さんは東京五輪前に一緒に練習していた同い年の仲間。「競技歴の浅い私にフォームなどいろいろアドバイスしてくれた」という。

 亡くなった石黒さんも今夏…

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