ミャンマー国軍、ASEAN合意の早期受け入れに難色か

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バンコク=福山亜希
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 クーデターで権力を掌握したミャンマー国軍のトップ、ミンアウンフライン最高司令官が東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、各国からの提案に対して「国内の状況が安定した時に慎重に検討する」と述べたと、27日付国営紙が伝えた。会議では暴力の停止や特使派遣で合意したとする議長声明が発表されたが、早期の受け入れには応じない姿勢を示したとみられる。

 国営紙によると、24日にジャカルタで開かれた首脳会議に出席したミンアウンフライン氏は、国内が安定すれば「ASEAN首脳らからの建設的な提案を慎重に検討する」と発言。「現時点の優先事項は法と秩序を維持し、平和と静けさを取り戻すことだ」とも付け加えた。

 首脳会議後、ミンアウンフライン氏の発言が伝えられたのは初めて。議長声明には暴力の即時停止、国内対話を促すための特使の派遣、人道支援の提供など5項目が合意事項として盛り込まれたが、「安定の回復優先」を理由に先延ばしされる可能性がある。

 一方、国連の報道官は26日の会見で、バーグナー特使が24日にジャカルタでミンアウンフライン氏と面会したと明らかにした。今後も国軍を含めた関係者と対話を続けるという。バーグナー氏は首脳会議に合わせてジャカルタ入りし、接触の機会を探っていた。

 ミャンマーではASEAN首…

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