「九州のタイソン」、統一戦に挑む ヘルニア乗り越え

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高原敦
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 「九州のタイソン」の異名を持つ強打のボクサー・別府優樹選手(30)=ウエルター級=が5月20日、アジア王座統一戦に挑む。病でいったんは諦めたボクシングを福岡県久留米市で再開し、練習を積み上げること9年。ジムの会長と二人三脚で、九州からの統一王者を目指す。

 別府選手は宮崎県都城市出身で、都城東高でボクシングを始めた。インターハイで3位に入るなど頭角を現し、卒業後は元世界バンタム級王者の山中慎介さんらが輩出した古豪・専修大に特待生として入学。ボクシング部に入った。

 だが病魔に襲われる。椎間板(ついかんばん)ヘルニアを発症し、運動ができなくなった。退学し、故郷・都城に戻った。

 手術なしでは完治は難しかったが、回復を目指し、病院での電気治療やリハビリを根気強く続けた。やがて痛みが治まり、基礎トレーニングを始められるようになった。運送会社に就職したが、ボクシングへの思いを捨てきれなかった。

 「プロボクサーになりたい」…

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