日本高野連の八田会長、今秋に退任へ 意向を表明

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 日本高校野球連盟八田英二会長(72)は28日の理事会で今秋に退任する意向を表明した。2015年9月に奥島孝康前会長(82)の後を受けて第7代会長に就任し、現在が3期目。18年に第100回を迎えた選手権大会などの運営に加え、球児の障害予防や熱中症対策を進め、新型コロナウイルスの感染が拡大する中でのかじ取りを担った。

 同志社大の学長などを歴任しており、「勉学との両立や人間形成を大切に」と訴えてきた。戦後初となる春夏の甲子園大会中止を決断した昨年も「生徒に部活動の集大成の場を用意したい」と、各都道府県連盟による夏の独自大会や、選抜大会に出場するはずだったチームを招いての甲子園交流試合の実現に尽力した。「心身の健全な発育」を願い、タイブレーク制や投球数制限を導入、甲子園大会の休養日も増やした。

 今後、会長候補者選考委員会を立ち上げ、後任人事を進める予定。退任表明に際し八田会長は、「(今夏の)第103回全国高校選手権大会などを無事に終了させることが重要な責務であり、そののちに新しい会長にバトンタッチしたい」とのコメントを出した。現在は学校法人同志社の総長・理事長を務め、日本学生野球協会会長なども兼任している。