大規模接種センターは超都心 「密」回避は?安全性は?

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松山尚幹、姫野直行
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 新型コロナウイルスのワクチン接種を進めようと、政府が設置する「大規模接種センター」の予定地を28日、防衛省中山泰秀副大臣が視察した。東京都心に位置する15階建てビルは、首都圏一円からのアクセスは抜群だが、築50年で改修が必要なことが判明。1カ所に高齢者を集める感染リスクや運営する自衛隊の人材確保も課題だ。

アクセス抜群の15階建てビル

 菅義偉首相は27日、政府が大規模接種センターを設置することを決め、岸信夫防衛相に自衛隊が主体となって運営するよう指示。5月24日から3カ月間、東京、埼玉、神奈川、千葉の首都圏4都県の高齢者を中心に接種する方針だ。

写真・図版
新型コロナウイルスのワクチン大規模接種センターの会場になる大手町合同庁舎3号館=東京・大手町

 会場は、国所有の大手町合同庁舎3号館(千代田区)で、東京メトロ大手町駅の出口そばにある。1971年完成のビルはいま、15フロアのうち一つだけが使われている。防衛省は、開設までに必要な改修を行う方針。

 28日朝、防衛省の対策本部長に任命された中山副大臣は会場を訪問し、接種を受ける人の動線を確認した。ワクチン保管場所ともなる1階で、まず受け付け。その後、2、4、7階に分けて接種を行う想定。中山氏は2階へと階段を上がったが薄暗く、手すりもない。フロアには会議室風の部屋が並んでおり、予診票の確認▽医師による健康確認▽ワクチン接種▽経過観察、との流れに沿って、部屋を移動していくことになる。

 視察後、中山氏は記者団に「…

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