花かごの贈り主ついに 来週も見るで、「おちょやん」

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土井恵里奈
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 ずっとうちのこと、見ててくれたんや――。あの名乗らぬプレゼントの贈り主は、因縁の継母だった。

 30日の「おちょやん」は、千代(杉咲花)が役者への復帰を決めた姿が描かれた。そんな主人公に、文字どおり花を添えたのが、継母の栗子(宮澤エマ)。千代の出演するラジオドラマの顔合わせの日、花かごをそっと千代へ手渡す。

 驚く千代に、栗子はこれまでのことを語る。役者としての活躍を、陰ながら見てきたこと。千代の芝居に、いつも勇気づけられていたこと。

 「あんたが女優としてがんばってるて分かった時、なんやしらんけど、うれしゅうて、うれしゅうて、涙が止まらへんかった。それから、こっそりや、あんたのお芝居見んのが、生きがいになった。見るたんびに、元気もろた」

 やっと分かった――。なぜ、栗子が1年前に突然姿を現したのか。「きっと、あの最後の芝居見て……」。劇団の舞台の千秋楽。一平との芝居の最中、我を忘れて泣き出してしまったあの舞台。壊れていく自分を、栗子は支えようとして京都の自宅にかくまったのだと。

 そして、再び役者に戻る娘を、栗子はこう送り出した。

 「千代、きばってや。これか…

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