「割に合わないと知らしめる」 違法利益の60倍の罰金

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新屋絵理
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 給料を担保に高利で現金を貸し付ける「給料ファクタリング」をめぐり、出資法違反などの罪に問われた業者「ZERUTA」(東京都新宿区)に対し、東京地裁は28日、罰金1200万円の判決を言い渡した。罰金額は同社が得た利益の約64倍にあたり、吉田智宏裁判官は「この種の犯罪が経済的に割に合わないことを知らしめるため、その額が相当とした」と述べた。

給料ファクタリングは「違法な貸金」

 給料ファクタリングは、給料を受け取る権利を業者が客から安く買い取る形で現金を貸し付け、客は「給料の権利買い戻し」として手数料込みで業者に支払うというもの。金融機関などからの融資を受けられない人をターゲットに、「給料の前払い」「即日の資金調達」とうたうことで広まり、高額の手数料や違法な取り立てが問題化している。

 この日の判決によると、同社…

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