子どもの感染増、医療逼迫… 札幌で変異株急拡大

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中野龍三
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 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。北海道内では28日、219人の感染が確認され、1月15日以来、約3カ月半ぶりに200人を超えた。死者は5人。札幌市では新規感染者数が170人と、過去3番目の多さとなった。秋元克広市長は市内の感染状況について、新型コロナウイルス対応の特別措置法上で緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の適用に該当するとし、政府への要請について道との協議を急ぐ考えを示した。

 札幌市での新規感染者数の170人は、昨年11月19日の197人、翌20日の191人に次ぐ多さ。感染力が強いとされる変異ウイルスが広がっており、18~24日に市が検査した新規感染者のうち78・3%が変異株だった。

 変異株の影響は、子どもへの感染増加にも表れている。保育所や小中高など、市内の子ども関連施設での感染は、3月の32施設86人から、4月には56施設153人に倍増。秋元市長は「子ども関連施設での感染者のうち子どもの割合は従来は1割ほどだったが、(変異株の広がりで)最近は5割を超えている」と指摘した。

 医療提供体制の逼迫(ひっぱく)も続いている。27日時点の市内の入院患者数は327人。市はコロナ病床を440床を確保しているが、使用率は一時約8割に達した。秋元市長は「(440床は)他の病気との兼ね合いで対応できる最大値。さらに増やすには、医療機関に特定の診療科を止めて病床を空けてもらうことになる」と厳しい見通しを示した。

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