ステイホームに「せめて本を」 貸し出し続ける図書館

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井上充昌、田中祐也、久保智祥
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 緊急事態宣言が出された4都府県で、図書館が本の貸し出しを続けようと努力している。昨春の宣言時は休館が目立ったが、今回は多くが予約した本の受け取りなどに応じている。担当者は「長くなる在宅時間に、せめて読書を楽しんでほしい」と口をそろえる。

 東京都の緊急事態措置によると、図書館は休業要請の対象ではなく、入場整理などを求める「その他の施設」にあたる。それでも都は、中央と多摩の都立2図書館の来館サービス休止を決めた。都立の博物館や美術館が相次いで休業する中で、中央図書館の担当者は「人の流れを止める、という都全体の方針に沿った」と言う。電話やメールでの本探しの相談(レファレンス)や有料コピーの郵送には応じる。

 大阪府立の中央、中之島の両図書館、大阪市立図書館も同様に休館中だ。市立中央図書館の担当者は「人出を抑制したいという府からの協力要請に基づいた」と説明する。

遠出できないのに図書館まで…

 一方で、東京23区の身近な区立図書館は、多くが「休館」としながらも来館を認めている。

 世田谷区は区立の16図書館…

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