「時給300円」外国人実習生の嘆きが映画につながった

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鈴木暁子
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 職場を逃げ出した3人のベトナム人技能実習生の「その後」をたどる、映画「海辺の彼女たち」が東京のポレポレ東中野などで5月1日から順次公開される。実話をもとに、外国人女性の生き様をリアルに描いた作品だ。

 ベトナム人のアン、ニュー、フォンは3カ月働いた実習先から逃げ出し、ブローカーを頼りに雪深い港町にたどり着く。不法就労という状況におびえながら郷里の家族のために働くが、フォンが体調を崩してしまう。彼女には打ち明けづらい秘密があった――。

 製作のきっかけは、監督の藤元明緒(あきお)の体験だ。ミャンマー出身の妻とともに、日本のビザに関する情報を発信していたSNSにメッセージが届いた。「今から逃げたい。怖いけど、周りの人は逃げて自分だけ残っている」

 送り主は実習生のミャンマー人女性だという。中部地方の工場で早朝から深夜まで働き、時給は300円だと訴えた。藤元はなんとか対応しようとしたが、連絡が途絶えてしまった。「ずっと頭に残っていました」

藤元監督を招いて、朝日新聞ハノイ支局長らがベトナム人実習生の現実について語り合うイベントを5月12日に開催します。参加申し込みは記事の最後で。

 実習生は逃げ出した後、どう…

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