23号蒲郡バイパス、24年度に全線開通へ 愛知

本井宏人
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 国土交通省中部地方整備局は、国道23号蒲郡バイパスのうち未開通だった豊川為当(ためとう)インターチェンジ(IC)―蒲郡ICの9・1キロが2024年度に開通し、三遠南信道の東栄IC―鳳来峡IC(愛知県新城市)の7・1キロが25年度に開通する見通しになったと発表した。

 蒲郡バイパスは、豊川市為当町から幸田町芦谷(あしのや)までの15・0キロ。このうち蒲郡IC―幸田芦谷ICの5・9キロは、14年3月に暫定2車線で開通した。今回の未開通区間が開通すれば、豊橋市豊明市を結ぶ国道23号バイパス「名豊道路」の72・7キロが全線開通する。

 三遠南信道は、長野県飯田市浜松市を結ぶ自動車専用の高規格道路で延長約100キロ。愛知県内にはICが2カ所あり、鳳来峡IC―浜松いなさ北ICの13・9キロは12年3月に、佐久間川合IC(浜松市)―東栄ICは19年3月にそれぞれ開通した。東栄IC―鳳来峡ICが開通すれば、愛知県内は全線開通することになる。(本井宏人)

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