水間鉄道のドラマ発進 CFで資金、お礼に運転士体験

西江拓矢
[PR]

 大阪府貝塚市の魅力を発信するドラマ制作を同市を走る水間鉄道(10駅、5・5キロ)などが企画している。クラウドファンディング(CF)で5月31日まで資金を募っており、寄付した人には、電車運転やアナウンス体験、割引定期券など鉄道ならではのお礼の品も用意。資金が集まれば、秋にも「ユーチューブ」で配信予定だ。

 水間鉄道ドラマ制作委員会によると、少女を主人公にしたストーリー。厄よけ観音で知られる水間寺の開祖、行基上人が観音菩薩(ぼさつ)と出会えるように導いたとの伝説がある「十六童子」も重要な役割を果たす。

 同会の代表で、企業のPR映像なども手がける茂野隆之さん(38)は「見た人がほっこりできるドラマにしたい」と意気込む。CFの目標は770万円。20分のドラマを3本程度制作する予定だが、資金がさらに集まれば、本数を増やすという。

 寄付へのお礼は、公式運転士帽などが付いた車庫での電車の運転体験(寄付額5万円)▽実際に運行している電車で駅名などをアナウンスする体験(同2万円)▽1車両の貸し切り(同3万円)▽開通100周年記念期間限定オリジナルヘッドマーク(同3万円)▽水間鉄道ペーパークラフト(同500円)▽最大20%の定期券割引など。ユニークなのは、無期限で同鉄道を利用できる「永久定期券」(同100万円)。乗り続ければ8年でもとがとれる、という。ちなみに、セリフ付きのドラマ出演権(同2万円)は、定員12人がすでにいっぱいとなった。

 同鉄道によると、新型コロナウイルスの影響で、乗客数は2、3割減という。コロナ収束後を見据え、ユーチューブで世界に貝塚の魅力をPRし、インバウンドの取り込みも目指していきたいという。

 寄付額が目標に達しなかった場合は、返金し、制作を中止する。クラウドファンディングhttps://camp-fire.jp/projects/view/248243別ウインドウで開きます)。問い合わせは、水間鉄道(072・422・4567)。(西江拓矢)